大量の絆創膏が必要でした

小さい頃からアトピーに悩まされていた私。小学校に入るくらいになると、かなり落ち着いたのですが、それでもまだまだ悩みはなくなっていませんでした。アトピーが一部に残っていたのです。その場所はたいてい手でした。アトピーを防ぐには乾燥させないことが一番であるとよく言います。乾燥しやすい季節と言えば冬ですが、服から出ているのは手と頭の二つ。手の場合、物に触れたりして摩擦があったり、水に触れることで手を冷やして血行を悪くしたりするので、手にアトピーが出やすかったのではないかと思います。
小学生の頃は、一年を通して手のアトピーはひどかったです。最近は食器洗い機が出来たり、無洗米が出てきたりしているので、手のひび割れに悩まされるという方が減ってきているかもしれませんが、あの感じのひび割れが一年中続いているとイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。水に触れるだけでしみてきます。ひび割れが大きい時などは指を曲げるだけで薄皮が切れてしまい、血がにじんでくるということもあります。こうなってしまえば保湿クリームは効きません。むしろ、皮膚の下の部分についてしまうのを防ぐ必要があるので使わない方が良いと言えるでしょう。そのため、よくお世話になっていたのが絆創膏でした。外気に触れることがなくなりますし、曲げにくくなるので割れて血が出るということもなくなります。水は染み込んできますが、直接当たるわけではないので、痛みは和らぎました。ただ、範囲が小さくないので、一枚ではカバーできません。同じ指に二枚、三枚と巻いているなんてザラでした。とても早く絆創膏がなくなっていくことになり、100枚入りの絆創膏も、1か月持たないということが当たり前になっていました。
小さい頃などは、絆創膏が何枚も巻かれている私の指を見て、「指がミイラみたいだ。」なんて言われたこともありました。そこまで気にしていないつもりではあったのですが、言われて以降、他人に見れたくないと思っていたことから考えると、結構傷ついていたのだと思います。絆創膏はありがたい存在でしたが、それと同じくらい嫌なイメージがあるものに私の中ではなっています。大人になりアトピーがほぼ完治した今でも、冬になるとたまに絆創膏が何枚も必要になったりします。そんな指を知り合いに見られて、「どうしたの、その大ケガ!?」なんて言われたりもします。子供の頃の思い出が蘇り、今でもやっぱり人には見られたくないなと思ってしまいます。